かくれ不眠とはどのような状態?
明らかに睡眠の量や質とも足りていないのに、自分は大丈夫だと確信して少ない睡眠や質の悪い睡眠のまま放置しているタイプの人はかくれ不眠です。
脳は疲れて機能が低下し、体も悲鳴をあげてはいるのですが、当の本人は睡眠を無意識のうちに犠牲にしています。
夜遅く帰宅しそれから食事をしたり、深酒をすれば睡眠の質は低下して熟睡できなくなります。このような状態が続けば本格的な不眠症になってしまいます。休みの日にまとめて寝るからいいやと思いがちですが、まとめて寝ても疲れはとれません。
このタイプの人は真面目な性格の人が多いので、自分を犠牲にしてしまいがちです。日々の生活の睡眠こそが健康のカギであるということを理解する必要があります
生活不規則タイプのかくれ不眠とは?
生活不規則タイプの人は、日々仕事に追われ、規則正しい生活ができずに睡眠時間が十分に得られない人です。このタイプの人は、疲れがたまっているので電車の中で熟睡して終着駅まで行ってしまうような人です。
また忘れ物が多いのも特徴
睡眠を犠牲にしても、結局仕事の能率があがらずに、業務がはかどりません。睡眠不足は知らず知らずのうちに健康を害してしまい、大きな病気の原因になってしまう可能性があります。まずは仕事を能率よくするためにも、生活を規則正しくし毎日同じ時間に寝るようにすることが大切。
朝起きたら日光を浴びることで、夜自然と眠くなることができます。体内時計のリズムを正しくすることで規則的な生活を送ることができます。
眠りが浅いかくれ不眠症入り口タイプ
決まった時間に布団に入ってはいるものの、寝つきがわるかったり夜中に何度も目が覚めてしまうタイプの人です。
例えば夜寝る直前にスマホやパソコンなどの電子機器をいじっていると睡眠のさまたげになります。電子機器にはブルーライトとよばれる光があり、脳を覚醒化させる作用があるのです。
また寝室や枕、パジャマなどの寝る環境も大切です。室温は暑すぎず寒すぎず快適な温度であることや、枕やシーツが清潔で気持ちよいことなども熟睡するためにはかかせない条件です。
寝る前に入浴することは体温を上げ快眠につなげてくれます。カフェインや深酒は眠りをさまたげます。このような熟睡できるための環境が整っているか見直してみることが大切